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【定着率UP】GW明け離職は防げる!カギは「4月の関わり方」

「苦労して採用した新入社員が、5月に辞めてしまった」
——そんな経験、ありませんか?

実は、退職代行サービスの利用データによると、
新卒社員の退職申請が最も多い月は 5月(298名)。

入社4ヶ月以内の利用が、
全体の約50%を占めているというデータもあります。
※(株式会社アルバトロス「退職代行モームリ」2024年度データより)

GWに入って、少し冷静になった瞬間
「この会社、自分には合わないかも……」
そう思い始めると、
離職の決断は思いのほか早く進んでしまいます。

でも大丈夫です。
対策は、 GW前=4月中がベストタイミング。
早めに動き出すほど、効果は大きくなります。

この記事では、
「なぜ5月に離職が増えるのか」をデータと原因から整理し、
現場ですぐ使えるコミュニケーション術を5つお伝えします。

特別なコストは不要。
「一声かける」「面談の場を設ける」
それだけで、状況は大きく変わってきます。
【定着率UP】GW明け離職は防げる!カギは「4月の関わり方」

 

📌 この記事を3分で読む / 記事の要点


【結論💡】

新入社員の5月離職を防ぐカギは
GW前の「一声・面談」にある

【こんな課題に】

・せっかく採用した新入社員が辞めてしまうのが怖い
・新入社員に何を話しかければいいかわからない
・定着率を上げたいがコストをかけられない

※記事を続けて読みたい方は下へスクロール

 

 

なぜ5月が「退職ラッシュ」になるのか

まず現状を数字で確認しておきましょう。

新卒の3人に1人が3年以内に辞めている

厚生労働省の調査によると、
2022年3月卒の新卒入社者が3年以内に離職した割合は
大卒で33.8%、高卒で37.9% です。

中小企業ほどその傾向は強く、
従業員5〜29人規模の企業では
大卒でも 52.0% が3年以内に離職。

採用にかけた費用・研修コスト・先輩の時間……
離職1名あたりの損失は、
見えないところで積み上がっています。
(出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」2025年10月公表)

GW明けが退職ピーク

新卒社員が退職代行を最もよく使うのは、 5月 です。
  • ✓「GW中に頭が冷えて、じっくり考えてしまった」
  • ✓「連休で実家に帰ったら、親に『無理しないでいい』と言われた」
  • ✓「久しぶりに友達に会って、比べてしまった」
連休は心身を休める時間のはずが、
ネガティブな感情が増幅されて
離職の決断を加速させてしまうことがあります。

つまり、 GW明けに手を打っても遅い のです。
勝負は 「GWに入るまでの4月中」にあります。
 

4月入社組が5月病になりやすい4つの理由

5月病は「根性や気持ちの問題」だと
捉えられがちですが、
実は構造的な理由があります。

① 「緊張の糸」がGWで切れる

4月は、ほとんどの新入社員が
「失礼がないように」
「まず頑張らなければ」
と精一杯の緊張状態で過ごします。

その糸がGWでぷつりと切れた瞬間、
「あれ、私この仕事続けられる?」
という問いが浮かびやすくなります。

燃え尽きや虚脱感に近い状態、とも言えます。

② 理想と現実のギャップ(リアリティショック)

「就活のときのイメージと違う」
——この感覚は、多くの新入社員が抱えます。

仕事内容・裁量・人間関係・職場の雰囲気。
企業側がどれだけ丁寧に説明していても、
実際に働いてみないとわからないことはたくさんあります。

このギャップを一人で抱え込み、
「自分が選んだ会社なのに」と
自己嫌悪になってしまうケースも
少なくありません。

③ 孤立感と「相談しにくさ」

新しい職場で
「まだ仕事も覚えきれていないのに悩みを話していいのか」
と感じる新入社員は多いです。

上司に相談しにくい、
同期もみんな必死、
メンターもいない
——そうした環境では、
不安がどんどん内側に溜まっていきます。

④ 真面目な人ほど「抱え込む」

「しっかりしなければ」
「弱音を吐いちゃいけない」
——責任感の強い人ほど、
ギャップや疲弊を外に出しません。

周囲から見ると突然辞めたように見えても、
本人の中では長い時間かけて
限界が積み上がっていることがほとんどです。
 

GW明け離職を防ぐ5つのコミュニケーション術

「特別な制度がないとできない」
「コストがかかりそう」

そんなことはありません。
紹介する5つは、今日から始められるものばかりです。

1

GW前の1on1面談が最重要(4月中が勝負)

複数の専門記事・人事の現場で
「最も効果が高い」と一致しているのが、
GW前の個別面談(1on1)の実施です。

実施のポイントはこちら。

  • 時期: 4月中(できれば4月下旬。遅くともGW直前)
  • 担当: 直属の上司または人事担当者
  • 時間: 15〜30分で十分
  • 聞くこと:
    • 「今、業務で一番難しいと感じているのはどのあたりですか?」
    • 「人間関係で気になっていることはありますか?」
    • 「思っていたこととギャップを感じている部分はありますか?」
    • 「どんなサポートがあると助かりますか?」
YES/NOで終わる質問ではなく、
話を引き出せる質問を意識してください。

そして必ず最後に
「GW明けにも話しましょう」と
次の面談をセットで予約する
のがポイント。
「気にかけてもらっている」という安心感が、
GW中の離職決断を踏みとどまらせます。

厚生労働省のメンタルヘルス指針でも
「月1回以上の面談」が推奨されています。

特別なことではなく、
定期的に場を設けることが大切です。
2

メンター(ブラザー・シスター)制度を活用する

「上司には話しにくい」
そう感じる新入社員は少なくありません。

そこで有効なのが、
年齢の近い先輩社員をメンターとして設定する
メンター制度(ブラザー・シスター制度)です。
  • 直属の上司以外に「一歩引いた相談相手」ができる
  • 帰属意識・職場への愛着が育ちやすくなる
  • 先輩側にも「後輩を育てる責任」が生まれ、成長機会になる
すでにメンター制度がある場合は、
形骸化していないか確認を。

月1回でも「最近どう?」と
ランチしながら話せる関係性があるだけで、
離職リスクは大きく下がります。
3

「積極的な声かけ」と雑談文化をつくる

実はこれが、最もローコストで即効性のある対策です。

「最近どう?」
——たったこの一言を、
上司・先輩から率先してかけるかどうか。

声かけの例(YES/NOで終わらない質問)
  • 「今、仕事の中で一番困っていることは何?」
  • 「何かサポートできることある?」
  • 「入社して、思ったのと違うな〜と感じた瞬間あった?(笑)」
最後のような
"少し笑えるトーン"の質問は、
警戒心を解きながら本音を引き出すのに効果的です。

また、
・ランチを一緒に食べる
・業務外の軽いイベント(歓迎会・ミーティング後の雑談タイムなど)
も有効。

若い世代ほど
「職場の人間関係の温かさ」を
定着の重要な要素として挙げる傾向があります。
4

オンボーディングで「小さな成功体験」を

5月病を防ぐうえで、
「入社から3ヶ月間の業務設計」は
非常に重要です。

  • 最初から難しい仕事を与えすぎない
  • 「できた!」と感じられる小さなタスクを最初に設計する
  • 「この3ヶ月でこのくらいを目指してほしい」という道筋を明示する

できた仕事は必ず言葉にして褒めることも忘れずに。
「先週よりも◯◯が速くなったね」のように、
具体的な成長に気づいていることを伝えると、
自己効力感(やればできる!という感覚)が
育ちやすくなります。

入社前に業務内容や職場のリアルを
ある程度共有しておく
「RJP(リアリスティック・ジョブ・プレビュー)」も、
ギャップによるリアリティショックを予防するうえで有効です。
5

パルスサーベイ・ストレスチェックを活用する

1〜4の取り組みを進めながら、
並行して活用したいのが
従業員の状態を数字で把握する仕組みです。

  • パルスサーベイ(週1〜月1回): 職場の状態をリアルタイムで把握
  • ストレスチェック: 特定の状態にある社員を早期に発見
ただし「実施して終わり」では意味がありません。
結果を見て、即フォロー面談を行うセットで
運用することが重要です。

また、管理職向けのメンタルヘルス研修を実施して
「部下のちょっとした変化に気づく感度」を高めることも、
中長期的な定着率向上につながります。
 

まとめ:4月中の「一声」が5月を変える

ここまでお読みいただきありがとうございます。
少し整理しましょう。

✓

GW前にやることチェックリスト

やること タイミング コスト感
GW前1on1面談の実施 4月中(必須) 低(時間のみ)
メンター・声かけ体制の確認 4月中 低
積極声かけ・雑談の習慣化 今日から ゼロ
オンボーディング設計の見直し 随時・継続的に 低〜中
サーベイ・研修の仕組み化 随時 中

5月病・GW明け離職を防ぐうえで、
一番大事なのは
「早く気づいて、早く関わること」 です。

入社から1ヶ月、
新入社員はまだ本音を言えていないことがほとんど。


GWまでに 「この会社は話せる場所だ」
と感じてもらえるかどうか——
その土台をつくるのが、
4月中のコミュニケーションです。

難しいことは何もありません。
まず一声かけてみることが、すべての始まりです。

GWは"守り"だけでなく"攻め"のタイミングでもある

実はこの時期、
「採用のチャンス」 でもあります。

5月は早期離職した新卒や入社後にミスマッチを感じた
若手(いわゆる第2新卒層)が市場に出てくる時期。

さらにGW期間中は
求職者がじっくり求人を見る一方、
企業側の掲載は減る
ため
"見つけてもらいやすい状態"が生まれます。

「離職を防ぐ(守り)」と
「採用を進める(攻め)」
を
セットで動かすことで、
組織の安定性は大きく高まります。

特に
「若手人材を強化したい」
「第2新卒を採用したい」
と考えている企業にとって、
GW〜5月は見逃せないタイミングです。

「離職が増える時期=採用のチャンスが生まれる時期」と捉えて、
早めに動いていくことをおすすめします。

+α:定着を「仕組み」で支えたいと感じたら

日々の声かけや面談と並行して、
従業員育成・組織サーベイの仕組みを整えることも、
定着率の底上げに有効です。
  • 従業員育成支援:
      • 入社後のスキル習得・成長実感をサポートし、
        「キャリアを積めそう」という感覚を育てます

  • 組織サーベイ:
    • パルスサーベイやエンゲージメント調査を
      定期的に実施することで、
      現場の課題を数字で可視化。
      感覚ではなくデータをもとに
      打ち手を考えられるようになります
「いい人が採用できた」だけで終わらせない——
採用から育成・定着までを一貫して支える体制が、
長期的な組織づくりにつながります。
 

新入社員の定着、
一緒に考えませんか?

  • ✅ 5月病・GW明けの離職を防ぎたい
  • ✅ 今の声かけ・面談の仕方でいいか不安
  • ✅ 定着率を上げる仕組みをつくりたい

「具体的に何をすればいい?」
そう思ったら、気軽にご相談ください。

現状をお聞きしながら、
わかりやすく整理してお伝えします。

 
 

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