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能動的人材の育成     「 Yes and 」

指示待ちじゃなくて、能動的に動く人が欲しいというお声はすごく多いですが、そんな人材を育てる為の接し方について…

Yesand

私たちが普段お客様と

お打合せの際に

「どんな人材が欲しいですか?」

とお伺いすると、

よくお客様から頂くキーワード

・「指示待ちじゃない人」

・「能動的に考えて動く人」

 

こんな人材を採用するのはいいですが

自社でコミュニケーションを間違うと

消極的に変化してしまう事も…。

 

そこで、能動的人材育成の為に、

ちょっとした接し方の違いについて

お話しさせて頂きます。

 

【 例 】

貴方の会社で後輩のA君が

「お客様が約束した納期を

 守ってくれないんです。」

と悩んでいるとします。

 

こんな時に、皆様どうされますか?

そんな時「●●したら、どう?」

アドバイスしたいのは

グッとこらえて

「A君は、どうしたらいいと思う?」

問いを出してみましょう!

 

基本的な

能動的に考えて実行する習慣

を作る為のプロセスですね。

 

ここからが重要です!

A君から出る意見が

「ちょっと契約書の納期の

 文字を大きくしてみます!」

などと、

「いやいや…!そうじゃなくて」

と思わずツッコミたくなるような

的外れな意見・手段が出ても

ここもグッとこらえましょう。

 

返信の第一声は

「いやいや…」=「But」

ではなく、

「なるほどね!」=「Yes」

を徹底する事。

これが一歩目です!

But-1Yes-1

上記図のように

せっかく思考する癖がついても、

否定をされたら当然消極的に

なってしまうからです。

 

「訊ねる & 肯定」

これが1セットとして

関わる事が大事です!

 

これが今回のタイトルの

「Yes and 」の

「Yes」の部分です。

 

とはいえA君の的外れな意見を

そのままにしておくわけには

いきませんよね。

 

しかし、その是正の伝え方が

なるほど、いいね!

 でも●●だから◆◆にしよう

であれば、結局着地が「But

Yes But

と対案を出してしまえば

意見は受け入れられてはいない形。

 

そこで出てくるのが

なるほど、いいね!

 更によくするには、

 ◆◆も加えてみたらどうかな

この形が

Yes and

意見を肯定しつつ、

対案・否定ではなく

「更によくするには」

と1歩先の知見を提案する事が出来ます。

 

「いいね」「なるほど」

「更にに良くするには」

この魔法のワードを意識して

普段から是非会話してみてください!

 

この手の教育・育成などのお悩み

相談などあれば是非、弊社まで

お問い合わせ下さいませ。