平均年収3割が成果報酬で支払いになる人材紹介。人材紹介の営業担当だった者から感じる強み弱みは。
「確実だから
人材紹介で採用します」
は本当ですか?
求人センターの伊藤です。
人材紹介の営業をしていた側から
今回はお話しさせて頂きます。
「求人広告は費用をかけても
採用できるかどうか分からない」
お客様からよくご指摘をいただく点です。
本当にその通りだと我々も感じています。
ですが、
「だから人材紹介でやることにしたよ」
とおっしゃられると、
「ちょっと待ってください!」
とお伝えするようにしています。
◆事実◆
「人材紹介は確実に
採用できるわけではない」
確かに費用は「確実」です。
入社して初めて
コンサルティングフィーが発生する
ビジネスモデルだからです。
この仕組みを考えた人は
天才なのではないか…と思います。
かくいう弊社も、
人材紹介での採用実績がございます。
しかし一方で、
「推薦してくれること」や
「採用できること」は確実でしょうか…?
私が人材紹介の営業をしていたとき、
あるお客様から
いただいた言葉を思い出します。
「君に今、300万円渡すから、
今月10人の面接を実現してくれ、
と言ったら約束できるか?
できないだろう。
確実なのは費用だけだ。
しかも、
(キャリアアドバイザーが推薦する構造上)
君が推薦量を増やせるわけでもないだろう。
だから確実性が高い
という言葉は使ってはいけない」
そもそも、
採用そのものに
コミットできるサービスは、
世の中に存在しない、ということなのです。
◆後課金でないと
決裁が下りない…?
本コラムをお読みの皆様には、
「後課金でなければ決裁が下りない」
というお悩みの方も多いのではと想像します。
しかしよく考えてみてください。
人材への投資、オフィス賃料、
システム投資、広告宣伝費・・・
ビジネスにまつわる
ほとんどのものは「前課金」なのです。
サブスクリプションを含めた
従量課金制であるサービスもすべて、
契約時に支払いを行うことは決定しています。
飲食店も支払いは食べた後ですが、
注文した瞬間に契約は成立していますね(笑)。
採用活動において最も重要なことは、
売上や利益、生産性など、
採用の目的を期限内に実現することです。
そして、その目的の実現のために
「いつまでに」「どんな人を」
「何人」「いくらで」採用するか
という採用目標を決めることです。
採用の目的や、採用目標を実現するために、
「どんな手段が適しているのか?」
「母集団形成量は十分なのか?」
「予算は足りているのか?」
「プロセスは適切なのか?」
こういったことを決めていく
必要があるのだろうと考えています。
まとめ
◆私たちがお手伝いしたいこと
日々ビジネス環境や
採用環境は変化し続けています。
「過去こうだったから」ということも
通用しなくなってきていることを痛感しています。
こういった不確実な状況下でも、
様々なリスク、チャンスを予見し、
お客様と一緒に採用成功、
採用充足のための
お手伝いをさせていただきたいと考えています。
「こんなことをお願いしてみてもいいの?」
と思われても、一度営業担当にご相談ください。
一緒に学び、考え抜くことだけはお約束いたします。