
今回は、
【 AirWork採用管理アップデート*応募最大化機能 】
について解説させて頂きます。
前回お伝えした↓こちら
「応募者管理用フラグ」
まだ確認されていない方は
こちらも是非参照下さい。
新機能リリース
採用活動で
「予算をかけても
応募が思うように集まらない」
と感じたことはありませんか?
Indeedをはじめとした運用型の採用広告は、
「掲載の仕方」や「予算配分」の
設定ひとつで成果が大きく変わります。
そんな中、2025年10月、
Airワーク採用管理(バージョン2.0)に
「応募数最大化」機能が実装されました。
この機能を活用することで、
限られた予算でも効率的に応募数を
伸ばすことが可能になります。
このリニューアルされた機能と
活用ポイントについて
今回は解説させて頂きます。
「応募数最大化」機能とは?
これまでAirワーク採用管理の
有料広告配信において、
複数の求人を掲載した際に、
広告予算は
「バランス型」と呼ばれ、
予算を均等に配分されるように
なっておりました。
とはいえ
クリック課金制なので、
予算は均等化したとしても
結果論、
クリックよく頂ける
人気案件に
予算は比較的寄る仕組みでした。

今回新たに追加された
「応募数最大化」設定では、
今までよりも
応募が集まりやすい求人に
予算を重点的に配分し、
より多くの「応募総数」を
獲得できるよう自動で最適化します。

応募「総数」が増えるなら
この設定の方が良いのでは?
と思われるかもしれませんが、
オススメの利用シーンや
メリット・デメリットは当然ある為、
解説させて頂きます。
「応募数最大化」を使う
メリットとデメリット
< メリット >
① 応募効率が向上しやすい
応募傾向の高い求人に
自動で配信を集中させるため、
同じ予算でも
応募総数を増やせる可能性があります。
広告運用の手動調整も不要で、
成果を短期間で確認しやすくなります。
② ABテストに最適
たとえば…
1職種の求人であっても、
・給与
・勤務時間
・仕事のやりがい
など
オススメしたいポイントは複数あります。
「職種タイトルを変えた
求人AとB、どちらの反応が良いか」
をテストする事を
ABテストと呼びます。
応募数最大化を選択すれば、
実際に応募が来る内容に
自動的に配信予算が寄るため、
このABテストにて
どちらの求人内容が効果的かを
AIが短期間で把握しながら
効果面にも反映してくれます。
また得られた結果をもとに、
今後の求人内容や
タイトル改善に活かすことができます。

③ 採用スピードを高められる
繁忙期や急募案件など、
「早く応募数を増やしたい」場合に効果的。
特にアルバイトの欠員募集など、
応募スピードが
重要視されるような募集において
大きな強みを発揮します。
<デメリット・注意点>
① 特定求人に応募が偏る可能性
応募数最大化は、
あくまで
「応募の入りやすさ」を
基準に予算を配分します。
そのため、
複数職種掲載する場合
一部の人気求人に応募が集中
他求人の露出がされない
そんなケースが発生しやすくなります。
イメージとしては…
応募「総数」は増えても
・Aの職種は10件
・Bの職種は0件
など、応募の極端な偏りが
より発生やすくなります。
その為、
複数職種募集で、
・どれも重要度が同じ。
・すべて早めに採用したい。
このような場合には向きません。
② 均等なデータ比較には不向き
いわゆる「ABテスト」
同じ求人内容で
押し出す広告ポイントを変えて
テストする場合。
「応募数最大化」
に設定すると、
短期的に応募が多い方に
予算が集中してしまうため、
「すべての求人で
同じ露出条件で比較したい」
という
公平なデータを長期視点で改善活動ができません。
その為、長期的に最適な原稿を探したい場合
「バランス型」が適しています。
複数求人において
公平なABテストで比較をしたい場合は、
「バランス型」でスタートし、
その後、データが溜まってから
「応募数最大化」に切り替えて運用するのも有効です。

「応募数最大化」
と
「バランス型」
どちらを選ぶべき?
今までの内容をまとめると…
| 比較項目 |
バランス型 |
応募数最大化 |
| 目的 |
すべての求人を均等に露出 |
応募総数を最大化 |
| メリット |
求人間の公平な露出・比較が可能 |
短期間で応募を集めやすい |
| デメリット |
応募効率が分散しやすい |
求人ごとの応募偏りが発生する場合あり |
| おすすめ運用 |
初期テスト・ブランド重視の採用 |
採用数重視・緊急募集・ABテスト検証 |
「短期」×「いずれかで集客出来れば良い」
そんなニーズのお客様に関しては、
応募最大化を是非スグに活用下さい。
一方で、
「採用難職種」「慢性ニーズ」に関しては、
目の前の多少の応募変化に予算調整するよりも、
じっくりとしたABテストを実施を行う為、
まず「バランス型」
で複数求人の反応を均等に確認し、
その後、
応募が集まりやすい傾向が見えた段階で
「応募数最大化」に切り替えるのが効果的です。
これにより、
データの精度と応募効率の双方を両立できます。
その他のアップデート情報
目玉の応募最大化機能以外にも
便利な機能がいくつか追加されました。
求人メモが有料広告設定画面で確認可能
→ ABテストする際や、
古い求人内容などを残していても、
メモ欄の情報で判別できるように。
誤った有料掲載設定などの
ミスが防止しやすくなりました。
有料広告の一括作成・
編集機能がアップデート
→ 月額配信広告や
広告目標設定にも対応し、
運用効率が向上。
Indeed広告の運用を
日常的に行う担当者にとって、
使いやすさと成果の両立が可能になりました。
まとめ:
応募数最大化で、
応募成果を最短で引き出す
Airワーク採用管理の
「応募数最大化」機能は、
正しく使えば
AIによる自動最適化で
限られた予算を最大限活かす事に繋がります。
◆多忙な中なので、効果の出るようにお任せしたい。
◆どのような求人に使えばいいのか相談したい。
◆応募数を増やしたい。
そんなご希望あれば、
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