AI時代に選ばれる会社、選ばれない会社。違いは「採用力」にあります。
ChatGPTをはじめとする生成AIの登場により、
採用の現場も大きく変わり始めました。
「AIで求人を作る」
「AIが応募者を分析する」
「AIが面接を行う」
こうした活用は既にされていますし、
今後ますます当たり前になっていきそうです。
しかし、私が採用支援の現場で感じているのは、
「AIによって、すべての企業が同じように採用できるようになるわけではない」ということです。
むしろ、AIが普及するほど、企業がもともと持っている「採用力」の差が
これまで以上に見えやすくなります。
今回は、いま採用現場で起きている変化と、
AI時代だからこそ企業に求められる「採用力」について考えてみたいと思います。
📌 この記事を3分で読む / 記事の要点
・求職者・企業の双方で、採用におけるAI活用が広がっている
・AIは採用活動の効率化や最適化を支援できる
・一方で、企業らしさや採用基準そのものをAIが作ることはできない
・AI時代だからこそ、自社の「採用力」を整理することが重要になる
・求職者・企業それぞれのAI活用の変化
・AIでは代替できない「採用力」とは何か
・これから企業が整えておきたい採用の土台
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求職者は、企業よりも早くAIを取り入れている
企業では、「AIを採用にどう活用するか」が
話題になることが増えてきました。
一方で、求職者はもっと自然にAIを使い始めています。
そもそも仕事探しのサービス自体に、希望や経験などをもとに
自分に合った仕事をおすすめする機能がすでに組み込まれています。
さらにChatGPTなどの生成AIを使って、
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・自己分析やキャリアについて相談する
・履歴書や職務経歴書、志望動機を作成・添削する
・面接で想定される質問を考え、受け答えを練習する
といった使い方も珍しくなくなりました。
実際、採用現場でも「AIを使って作ったのかな」と感じる応募書類を
見ることは多々あります。
だからといって、AIを使うこと自体が良い・悪いという話ではありません。
経験などの事実はAIに要約してもらった方が効率的で、
読み手(企業)にとってもわかりやすいです。
大切なのは、「AIを使ったかどうかではなく、その人自身の考えや経験、仕事への想いがきちんと伝わっているか」です。
そして今後は、求人サイトで検索するだけではなく、
「自分にはどんな会社が合う?」
「この会社と自分は合っている?」
とAIに相談しながら、仕事や会社を選ぶ人も増えていくでしょう。
仕事探しは、「求人を探す」から「AIに相談しながら仕事を選ぶ」へと。
すでに、その変化は始まっています。
企業側でもAI活用は広がっています
もちろん、企業側でもAI活用は進んでいます。
求人原稿の作成や改善だけではありません。
例えば、
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・応募書類をAIで分析・評価する
・AIが一次面接を担当する
・面接内容を分析する
・採用データから改善点を見つける
など、採用活動のさまざまな場面で
AIを活用するサービスが登場しています。
弊社でも、このようなAIを活用した採用サービスについて
ご相談や導入のご依頼をいただく機会が増えてきました。
これからAIは
「求人を作る、応募者と出会う、書類を確認する、一次面接を行う」
といった採用活動のさまざまな場面を支える存在になっていくでしょう。
では、AIがこれだけのことをできるようになれば、
どの会社も同じように採用できるようになるのでしょうか。
決して、そうではないと考えています。
AI時代に標準化されず、
差別化できる「採用力」とは
「AIが採用してくれる時代になる。」
そんな印象を持つ方もいるかもしれません。
しかし、AIによって変わるのは「採用の方法の最適化」です。
いま採用できている会社はAIを活用することで、
その魅力や強みをより効率的に伝えられるようになる。
一方で、いま採用に苦戦している会社がAIを導入したからといって、
それだけで劇的に採用できるようになるわけではありません。
なぜなら、企業らしさはAIでは作れないからです。
「どんな人が活躍しているのか。」
「何を評価するのか。」
「どんな価値観を大切にしているのか。」
「どんな人と一緒に働きたいのか。」
これを決めるのは企業です。
AIは採用力そのものを作るのではなく、「企業が持っている採用力を、より効率的に発揮し、より正確に伝えるためのツール」です。
つまり、AIは採用活動を最適化・標準化してくれる存在。
だからこそ、AI時代に本当に問われるのは
「企業そのものの採用力」なのです。
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この記事でいう「採用力」とは?
「自社らしさを明確にし、必要な人へ伝え、見極め、お互いに納得したうえで選び・選ばれる力」
※「採用力」にはさまざまな考え方がありますが、本記事では、上記の内容を「採用力」と定義しています。
例えば、
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・どんな人が活躍している会社なのか
・どんな価値観を大切にしているのか
・どんな人を採用したいのか
・面接では何を見極めるのか
・求人・採用サイト・面接で伝える内容が一致しているか
こうした土台がある企業ほど、AIを活用したときにも
その企業らしさや魅力がより正確に伝わります。
AIが進化するから「採用力」がいらなくなるのではありません。
AIが進化するからこそ、AIに渡す企業側の中身が重要になってきます。
実際に、弊社へのご相談内容も
変わってきています
もちろん、
「求人を改善したい」「応募数を増やしたい」というご相談は
今も多くいただいています。
一方で、それだけでは解決できない課題について
ご相談いただく機会も増えてきました。
例えば、
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求人ページの閲覧数(PV)は増えたのに応募につながらない
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✅
AIで他社と似た求人になり、自社らしさが伝わらない
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✅
応募はあるけれど、求めていた人物像と違う
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自社の強みがわからず、ターゲットに何を伝えればよいかわからない
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現場の面接官が、自社の魅力を十分に伝えられているか不安
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✅
面接官によって見極めるポイントや評価が違っている
これらは、求人原稿だけを改善すれば解決する問題ではありません。
「誰を採用したいのか。」
「自社の何を伝えるのか。」
「何を基準に見極めるのか。」
その前段階から整理する必要があります。
そのため最近では、求人改善だけでなく
「自社らしさの整理、採用基準づくり、面接設計、採用サイトや求人・面接で伝える内容の一貫性づくり」など、
採用活動全体についてご相談いただく機会が昨年の数倍に増えています。
おわりに
AIはこれからも進化し続けます。
だからこそ、「AIをどう使うか」だけではなく、「AIで何を伝えるか」。
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「AIで何を伝えるか」
企業そのものの採用力が、これまで以上に大切になると考えています。
今後、このブログで発信するテーマ
今後もこのブログでは、
・求職者がAIに会社選びを相談する時代、企業は何を伝えるのか
・「いい人だと思って採用したのに…」を減らす採用基準
・自社らしさを、求人・採用サイト・面接でどう伝えるのか
など、採用の現場で起きていることをテーマに発信していきます。
「自社の採用課題を整理したい」
「何から取り組めばいいかわからない」
という時は、ぜひご相談ください。
まずは企業を知り、
一緒に整理するところからお手伝いできればと思っています。
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