アルバイト・パート募集を考えている際に
皆さん「時給」設定について
お悩みになられた事多いと思います。
求人広告の基本的構造上、
御社の原稿【だけ】を見て
「応募する」・「応募しない」の判断をする人は
ほぼおらず、周囲の競合と常に比較されるものです。
そんな中で重要になる「時給」ですが、
現在の時給相場は
実はタウンワークのサイト上に掲載されており
以下からご確認いただけます。
ーーーー 時給相場 ーーーー
【大阪】https://townwork.net/oosaka/jikyuu/
【兵庫】https://townwork.net/hyogo/jikyuu/
【京都】https://townwork.net/kyoto/jikyuu/
【岡山】https://townwork.net/okayama/jikyuu/
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上記の相場情報さえあれば
適切にご判断頂ける経営者・人事の皆様には
今回の話は釈迦に説法ではございますが、
「労働分配率」や「人時売上高」などの指標ではなく
「求人費」と「人件費」の考え方として、
私がお客様に良くお伝えしてる時給設定の3つの視点が以下です。
❶求人費(採用コスト) > 人件費(時給UPでの年間支出額)
➋求人費+人件費 < 採用できない事で失うものor採用で得れるもの
❸求人費+人件費 < 緊急度・逼迫度
上記の❶~❸の構図になるのであれば
「時給UPを視野に入れて下さい。」とお伝えしてる指標です。
文字にすると「当たり前じゃないか」と思う内容ですが、
例えば、❶のケースで言うと
単発の求人広告費に「4万円」かかったとします。
【時給30円UP × 週3日(月12日稼働) × 1日6時間 ×12か月】
= 年間増加費用は、1名あたり2万5920円
これが10名のアルバイトを雇用しており
全体の引き上げが必要なケースであれば
【年間25万9200円】の固定費が増加してしまうのは
人を雇用している皆様ならお分かりの事だと思います。
しかし、現実で私が商談でお会いしているお客様の中にも
単発の広告費「4万円」だけを見ると
「時給上げようかな…。」
とお悩みになられる方も私も多くお会いしております。
その際に❶~❸の話をさせて頂くと、改めて冷静に
【時給を上げない = 複数回の求人費が発生する覚悟】
として判断頂く事が多かったので今回は、この話をさせて頂きました。
一方で、時給を上げることで
●応募数が増え、いい人材を選んで採用できる機会が増える。
●採用後も、時給が良いので離職率が下がる。
●それなりの働きを要望しやすくなる。
など単純計算できない効果もございます。
御社が「なりたい姿」に向けて
効果的な設定を考えて頂ければと思います。
給与テーブルと、人事評価など
人事評価制度の構築もお手伝いしておりますので
ご興味あれば、ぜひご相談ください。