みなさまはじめまして。
求人センターの伊藤と申します。
本日はこれまで
私が営業活動、採用活動、
お客様の支援や各種研修などを通じて
学んだことをお話ししたいと思います。
「面接で(それもやってしまいがちな)
やってはいけない3つのこと」です。
❶志望動機を聞いてはいけない
間が持たないときに聞いてしまいますよね。
求人倍率が低く、圧倒的に採用(企業)側が
強かった時代はそれでも通用しましたが、
よほどの人気(有名ではなく)企業でない限り、
絶対にやめておきましょう。
例えるならば、
お見合いや、マッチングアプリなどの
情報を読んだだけの、
初めて会った人に「私のどこが好き?」
と聞く人はいないでしょうし。
また、皆さんが面接官をしていると
求職者から、履歴書の情報だけで
「私のどこを評価されていますか?」と
聞かれても困ると思います。
仮に候補者からそれっぽい回答があったとしても、
「無理して答えている」状態です。
企業研究として、事前に下調べしてる方ならば
色々回答は出来そうですが、
御社が欲しい人物像が
「下調べや、事前準備に力を入れるタイプ」
でもない限りは、意味が薄いです。
そもそも、
志望動機を候補者に聞く理由はなんでしょうか。
例えば
「辞退が多い!どうなっているんだ!」
と上司から言われるケース。
「志望度の高い候補者だけを最終面接に送り込もう」
となって聞いてるとすれば、
優秀な人材を見逃している可能性があります。
目指すべきことは、
「貴社で活躍できる人材を採用すること。」
選考活動は、その手段でしかないのです。
❷見極めをしようとしてはいけない
「志望動機を聞かないで何を話せば…?」
見極めをしてはいけない、のではありません。
面接現場で見極めなくてよい、ということです。
大切なことは、
目の前の人をよく知ること、
よく知ろうとすること。
よく知ることができれば…
面接後に見極めをすることができます。
よく知ることができれば…
その人が欲しい情報を与え、
動機形成につなげられます。
よく知ろうとすれば…
それは好感につながり、
信頼関係を築くことができます。
「相手のためにこの時間がある」
そう思えるだけで
面接はきっと素敵な時間になります。
結果的に志望度が高まれば、
志望動機を聞く必要もなくなりますね。
採用活動は、
基本的に営業活動と同じ構造なのです。
相手を知るという
人間関係のスタートラインに
立ってみましょう。
❸自社の夢を語れない人に
面接させてはいけない
これまでお伝えしたとおり、
面接という場は、候補者にとっても
貴社を選ぶかどうかの選択の場なのです。
したがって、
相手が望む、望まないにかかわらず、
貴社がどうなりたいのかを候補者に語り、
その船に乗りたい、
乗ってみたいと思わせていただきたいのです。
これができない状態の人が
面接の場に立ってはいけません。
職務質問のような面接をして、
相手の動機を削り、
結果的にいつまでも採用ができず、
広告費を無駄にしていってしまうのです。
さてここまで正論ばかり述べてきたわけですが、
「分かっているけど難しい」
ということが多いと思います。
そういうときに
ぜひ使っていただきたいのが
求人広告の営業なのです。
上手く協働しながら
経営者の方へセオリーを伝える。
モニタリング、問題整理により、
正しく課題設定をする(内定辞退率ではなく!)。
よく知るための面接評定表を一緒につくる。
ありたい姿を一緒に描いて、
採用メッセージをつくっていく。
求人広告を納品するだけが
私たちの仕事ではありません。
貴社がより成長し、成功し、
幸せとワクワクにあふれた職場を
たくさんつくるために、
私たちにお手伝いをさせてください。